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2006年3月18日 (土)

山口「声のちから」

メールで連絡というのが当たり前になった最近、あまり友人の声を聞かなくなったと思う。メールも便利でいいのだが、メールだとわからないことがある。その人がどれくらいそう思って、そうメールしてくるのかわからない。
「ではまた。今度は飲みましょう」
とメールされると、どれぐらい飲みに行きたいのかわからない。電話でそう言ってくれると、何となくわかる。本当にいきたいのか、そうじゃないのか。なんでいきたいのか、悩みでもあるのか。何となくわかることがある。

その昔、ポケベルがあった。まだ携帯電話がない時代。僕は、当時仲のよかった彼女に「すき」と何度か送ったことがある。受話器をあげ、番号をダイヤルし、「3322」と打つと彼女には「すき」と届く。それがどれくらい伝わっていたのかはわからないが、声が聞けない時代、そんなことをしていた。

先日、高校の時のサッカー部の友達から電話があったらしく、着信が入っていた。同時に留守電にメッセージが入っていた。なんだかうれしかった。
その友達はサッカー部のキャプテンで、筋肉質の男だ。僕はそういう趣味は無いのだが、その留守電メッセージを不覚にも二度も聞いてしまった。一度で内容は完璧に理解できる内容なのだが、もう一度聞いてしまったのだ。
「えー映画のDVDの件はどうなっているのでしょうかー」
名古屋にいる筋肉男は、前から映画のDVDを送ってくれとメールしてくれていたのだが、発売前ということもあり、対応できず後回しにしていた。
嬉しかったのは僕の映画を本当に見たいと思ってくれていることがわかったことと、その短い留守電メッセージの合間におこる、筋肉マンのふざけた笑い声で、彼の状況がなんとなくわかったことだ。嫁さんとはうまくいっているんだろう。仕事変えるかもと言っていたが、うまくいってそうだな。生まれた二人目の子供も元気に育っているんだろう。そう思うと、もう一度、筋肉男の声を聞いてしまうのだった。

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