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2005年8月31日 (水)

山口「さよならみどりちゃん」

NCWで二日間のワークショップがあってお手伝いをして来た。
講師は「さよならみどりちゃん」古厩智之監督。時々お会いできると、いつも元気をくれる人です。新作「さよならみどりちゃん」は新宿トーアでロードショーしています。
その映画のキャッチフレーズは「好きなだけじゃ、ダメなのかな?」
「好きなだけじゃダメなんすか?いいじゃないですか、それだけで!!他に何かいるんすか?!むしろ、それだけあれば他はなんにもなくてもいいじゃない!!」と僕は心の中で思いまして、古厩さんからチケットを買いました。楽しみです。

ワークショップは、2分くらいの短編を1人が1本撮るという企画で、その撮影など諸々の手伝いだ。僕が担当したのは4人。4人が二日間で短編を1本づつ撮るのだ、編集もする…結構大変。
でも、撮影は楽しかった。みんなそれぞれやりたいことがあって、役者さんはそれに答えようと芝居を考え、僕はより良いアングルを探す。みんながうらやましかった。僕も撮りたい!!

4人中3人はそれぞれ高崎や名古屋、大阪からこのワークショップの為に上京し、ホテルに泊まっているという。大阪から来ていた松井さんがいうには、こういうワークショップみたいなのは大阪にはあまりないらしい。そういう意味では東京はうらやましい…でも東京に住もうとは思わないとも言っていた。

純粋に映画に触れてみたいと思っている4人だったなぁ。また映画に触れてみたいと思ってくれるだろうか?

僕はまた映画に触れてみたいと思います。
だって好きなんです。好きなだけでもいいじゃない。

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2005年8月24日 (水)

平林「勝浦で撮影してます」

この夏は、別の映画の撮影で千葉県にある勝浦にきています。実はここ、ユニットバス・シンドロームの後半のシーンのすべてを撮影した、とてもおなじみの場所。そして先日、車で勝浦に行く道中、高速道路の料金所でお金を払おうとしたら、ショルダーバックのポケットから高速道路の領収書がでてきました。

「2002年12月14日」 

まぎれもない、ユニットバス・シンドローム撮影時のものです。思い返すこと三年前。当時は車の免許を取り立てで、勝浦が地球の反対側にあるかのように遠く感じられたものです。高速道路にのるのもイチイチ緊張していましたから。そう考えると、あの頃と変わらぬことをしているようですが、少しは成長したんですね。よし、またがんばろう。そんな偶然見かけた紙切れが、ふとそんなことを思い出させてくれました。記憶や、思い出にはそんな不思議な力があるんですね。

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2005年8月23日 (火)

中村「リメンバーミー」

3,4年前に観た韓国映画で「リメンバーミー」という作品があります。

1979年。
ソウン(キム・ナヌル)は、ひょんな事から同じ大学に通っているイン(ユ・ジテ)
と無線機を通じて知り合い会う約束をする。
しかしいくら待っても出会えない二人。
実は、インは2000年に生きる若者だった。

時空を超えて交信する男女が、20年の時を隔てて心を通わす、とても切ない
ストーリーです。


山口監督の「タイムカプセル・シンドローム」を読んで思い出しました。

「リメンバー・ミー」。「私を覚えていてください」。
この言葉が、まさに「ユニットバスシンドローム」のテーマと一緒だなと
ふと思いました。結構前にみた映画だけど、すごく印象的で忘れられず
ずっと心の片隅にありました。

時と共に人の記憶は薄れていきます。これは人が生きていく上で仕方ないこと
です
が、すごく残酷なことでもあります。「リメンバーミー」では時を超えて二人は
出会えるけど、「ユニットバスシンドローム」のシノハラは出会えない。一方的に
相手を眺めるだけの立場。これはこれでとてもつらいだろうな。

でも家族や友達に会いに行くシノハラの気持ち、わかります。
自分の存在を否定されることが生きていく上で一番つらいことです。否定とまで
はいかなくても、忘れられる事も同じじゃないかな。

だからこそ、「ユニットバスシンドローム」は、この作品を観るすべての人が共感
出来る作品なのだと思います。私が初めて観たときもそうでした。

多くの人に観ていただける機会が再度できたこと、とてもうれしく思います。
「ユニットバスシンドローム」が、観た人の記憶にずっと残る作品になれば
スタッフ一同こんなにうれしいことはありません。

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2005年8月22日 (月)

山口「タイムカプセル・シンドローム」

帰省した際、こんなハガキが。
「タイムカプセルを掘ります」
小学校の時に埋めたタイムカプセルを掘り出し、同窓会もするらしい。本当なら、みんながお酒を飲めるようになる20歳の時に掘り出されるはずだったタイムカプセル。そのまた10年後、みんなが30歳になる年に掘り出されることになった。20歳の時にやらなくて良かったと思う。予定より10年遅れて正解な気がする。タイムカプセルの開けどきは、30歳だ。20歳だと感動しなそうだし、40歳だと、もうどうでも良くなりそうだし。

何を入れたのか全く覚えていない。だから楽しみだ。
忘れてしまった方が楽しいこともある。
タイムカプセルを開けたら、中には幽霊がいるかもしれない・・・とは、あまり思いません。

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2005年8月19日 (金)

中村「アジア連携」

「アジア全体で映画やゲームで連携しよう!」という提言を
国が出したみたいです。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20050818nt02.htm

アジア映画好きな私には喜ばしい事です。(ハリウッド映画も大好き!)
映画って、その国の雰囲気や文化を運んでくれると思うんですよね。
「え~、この国の人ってこんなもん食べるの!」とか、
「礼儀正しい人たちなんだな~」とか意外なことがわかったりするわけです。

韓国の人が握手するとき、左手を右手に添えるなんて、韓流ブームが
なければ知らなかったですよ。(私、今どっぷり浸かってます。)

特にアジアの映画を観ているとそういう事が多くて、近いのに知らない
事が多いのだと驚かされることがたびたびあります。

アジアでは歴史的に難しい問題もありますが、映画で文化交流なんて
すごく素敵だなと思います。
こんなに敷居の低い国際交流のツールってないですよね。

相手を理解するのはまず「知る」ことから。そして、「楽しく知る」ことを促
してくれるのが、映画だったり、ドラマだったりするんです。

だから、皆さん!映画をいっぱいみよう。ドラマもいっぱいみよう!
ミーハーだっていいじゃないか!

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2005年8月18日 (木)

山口「少年時代」

用があり、久しぶりにシネマアートン下北沢に行きました。
今、アートンでは「敗戦60年の愛と希望」ということで戦争についての映画の特集をしています。1940年代に作られたものから、2004年に作られたものまでと、幅がすごい。僕が生まれるずっと前の映画が今も映画館で観られるなんて、製作者達はさぞうれしいだろうなぁと思う。
その中の一つ「少年時代」は、その中では新しい方に入り、僕が観たことのある映画です。ビデオで3,4回観ましたが、いつも同じところで涙が出ました。少年達の気持ちや立場の移り変わりが、とても面白く、ラストに井上陽水が歌いだすと、少年は走り出し、僕は泣き出したものです。
いつまでも観てもらえるような映画は素敵だなぁと思います。
劇場で観られるせっかくのチャンスですが、今週金曜まで(19日まで)で時間は13:30〜。とても行きたかったのですが、ばたばたと用事があり行けずにとても残念です。
しかも、今週僕は実家に帰ることになっていました。僕が「少年時代」を過ごした海の近くの田舎です。ユニットバスのシノハラは死んでから帰りましたが、僕は生きて帰ります。「少年時代」について少し考えてみようと思います。親孝行も少々。

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2005年8月15日 (月)

平林「ダイエット宣言」

まずいです。この映画が公開して、久しぶりに友人に会う機会が多かったのですが、一人残らず太ったねといわれました。そしてついに先日、恐れていたことがおきたのです!恐怖の出会い頭「太ったねえ」。以前までは「ひさしぶり!公開おめでとう」「おお、ありがとう」「あれ、太った?」と、二言目に言われていた太ったネタを、ついに一言目に言われてしまったのです。さらには「before、afterのbeforeだね。」とまでいわれてしまいました。まずはあいさつしろよ!と言おうとしましたが、確かに図星だったので私は「そうなんですよー」とひきつらせながら笑っていました・・・

5年前、山口と一緒に撮った短編映画のときは63㎏だった体重は現在73㎏。当時より山中君はやせてすっきりしていますが、私は右肩上がりで減る気配を見せません。老けた顔と薄くなった髪の毛も手伝って二人の子持ちに見えるビジュアルになってしまいました。今年の目標の結婚と出産を、ビジュアル面だけ実現してしまったのです。このままでは、彼女をつくることができない!しかし、こんなことでくじける私じゃありません。運がいいことに映画はアンコール。これはチャンスです。afterを皆さんに見せつけるチャンスなのです!

映画の最終日の上映後、場内が明るくなるとスクリーンの前には体重計。そして私はおそるおそる足をのせます。動く針。そして止まった場所は68㎏。鳴り止まない拍手。お客さんは皆、立っています。花束を持ち、かけよる女性。流れる涙をそのままに、私はマイクを握るのです。「皆さん、紹介します。ぼくの嫁です!」そして拍手は一層、大きくなっていくのだった・・・今日はここまでにします。そろそろ食後のデザートを食べなきゃなんで。じゃ。

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2005年8月14日 (日)

中村「人恋しくなる時期に」

ここ数日暑さが和らいでます。
それでもまだまだ暑いのですが、昨日家から出たとき、ふと秋の空気を感じました。
夏が最後の抵抗の準備をしている今、出番が待ち遠しくてちょっと様子をみにきた
のかな。

秋といえば、食欲、読書、スポーツと人がとても活動的になる時期です。
でも、何故か人恋しくなる時期でもありますよね。
ちょっと冷たい空気を感じながら、夕日なんぞを眺めているとなぜかとても
切なく、もの悲しくなって人に会いたくなります。

アンコール上映される10月上旬はまだそんなに寒くないだろうな。
でも、「人を感じる」この作品が上映されるにはすごくぴったりな時期だと思います。
作品自体も設定が寒い時期なので、初回の上映時より作品を近くに感じることが
出来るはずです。

まだ見てない人はもちろん、一度見た人もまた違った雰囲気を味わいに劇場に
来てください。

お待ちしています。

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2005年8月11日 (木)

山口「もしも僕が歌手ならば」

もしも僕が歌手ならば、「アンコール」って言われたら、そのとき歌っていなかった曲を歌いたいです。
もしも僕がベテランの歌手ならば、「アンコール」って言われたら、アンコール用の曲を用意しておきます。

でも、僕は歌手じゃないし、「ユニットバス・シンドローム」以来、映画を撮っていないので、また「ユニットバス・シンドローム」を上映させて頂きます。

というか、この「アンコール」は僕にではなく、映画「ユニットバス・シンドローム」に対しての「アンコール」でした。
だから、「ユニットバス・シンドローム」がアンコールレイトショーです。
いいなぁ、「ユニットバス・シンドローム」。いつか僕も「アンコール」されてみたい。

まだ観られていない方はもちろん、観た方ももう一度是非!!お待ちしております。
最終日に劇場に入れなかった方は、特にお待ちしております。お持ちの前売りチケットは、お使いになれます!

その他には、
最近、失恋された方
その相手に未練がある方

最近、実家に帰っていない方
その実家に親友がいる方

最近、忘れたいことがある方
でも忘れられたくない方

「好みのタイプは?」と聞かれて、「俺のことをずっと好きでいてくれる人」と答えてしまう方
は、是非!!!

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2005年8月 9日 (火)

平林「10月1日よりアンコール!」

わたし、見た目は35歳なんですが、先日の8月2日で、29歳になりました。今年は楽しみで仕方がありません。というのも、星占いで、人生で一番いいことがおきる転機の年といわれているからです。確かに思い当たるふしはあります。ここ数年つくってきた映画が28歳で、次々と公開や完成を迎えていること。そして29歳になったとたんに、この映画のアンコール上映がきまったこと。んー今年は何かが起こる気がする。

で、そのアンコール上映の詳しい日程が決まりました!10月1日(土)~7日(金)です。時間は公開時と同じく、連日21時から。一週間の限定上映。今回はモーニングショーはありませんし、前売り券も販売しておりません。劇場で、当日にお買い求め下さいね。舞台挨拶などは決まり次第、このページにてご報告しますのでお楽しみに。

では最後に、29歳の目標を発表いたします。えー、昨年に引き続き、「結婚と出産」です!!三年前から同じ目標を立てていますが、まず、彼女ができません・・・

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2005年8月 1日 (月)

平林「祭りのあと」

無事、公開を終え、今は心にポッカリ穴があいているせつなさを味わっています。映画という仕事をしている以上、撮影や公開など常にお祭り騒ぎと、その後の静けさを味わうわけですが、これは何度経験しても慣れないものです。

最後の三日間は、地震や台風などの天災を振り払うかのように連日満員。最後の日は入れないで帰っていただく方もいるほどでした。なので急遽、監督と主演二人の舞台挨拶をしてお客様に感謝です。急なことで私、司会をやったんですが、朝からギャグを20個ほど用意していたら、緊張で1個しかできませんでした。今まで司会をやってくれていた北田さん、大変だったんだね、ありがとよ。

思えば、劇場と二人三脚で歩んできた2週間。まずは熱い男でおなじみ、岩本‘情熱大陸’支配人。彼のYAZAWA並みの魂にひっぱられた舞台裏でした。身長185cm、サングラス着用のカジュアルスタイル。そんなビジュアルは、背の低い太ったスーツのメガネで髪も薄い56才、といった一般的な支配人像を忘れさせてくれます。とはいえ、いまだに本当の支配人は裏に隠れているんではないかと疑っていますけど。そして一方、ぼくらのアイドル金子未歩さん。やさしいのにクール。そうやっていつもぼくの純な気持ちをかき乱します。いい加減、ぼくの気持ちに気付いてください。そしてそれを支える気のいいスタッフの皆さん。小さな劇場ですが、山椒のようにぴりりと辛い魅力あふれる場所です。場所や、組織を作るのはまぎれもない、人であると痛感させてくれました。そこでまたアンコール上映できるなんて、最高でしょ?

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